2013年12月23日月曜日

タマネギ霜対策

ここ最近雪が断続的に降り、日陰の雪が溶けずに残っています。
朝の最低気温はマイナス3度からマイナス8度くらい。
朝早くは土も凍って畑に出られません。

タマネギの苗が霜で根の痛みが出始めたので株もとにモミガラを撒きました。

べた掛けをするか迷いましたが、モミガラはそのまま有機質として土壌改良にも役立つので手間ですがモミガラを一株ずつ株もとに撒いていきました。



粘土質の畑は湿っていると長靴に土がべっとり絡みついて足幅が2倍くらいになります。重くて歩くのにも一苦労です。

2013年12月14日土曜日

モミガラ堆肥

なかなか発酵しないので先週米ヌカ60kgを追加しました。
1週間経って切り返したところ、発酵したから甘い匂いがし、奥の方は50度を少し上回る位に温度が上がっていました。
全体に発酵が進み一安心。
これでなんとか春の土作りに間に合いそうです。
しかし、一人で切り返すのに2時間かかりました。
かなりの重労働ですが、美味しい野菜を作るため、来年も頑張って切り返します。


2013年11月28日木曜日

土壌診断

JAに依頼していた土壌診断の結果が届きました。

診断してもらったのは3段畑の2段目と3段目。

土壌診断は人間の健康診断と同じ。

畑が健康かどこか悪い所がないかをチェックするためのものです。

主な検査項目としては
⑴土壌の酸性度
⑵EC残留肥料の多寡 特に硝酸態窒素の量 多すぎると害になる
⑶石灰、苦土、カリのバランス、飽和度
⑷リン酸の量
⑸微量要素の多寡

結果は両方の畑とも硝酸態窒素・ホウ素・亜鉛が不足、石灰・鉄が過剰。

前の畑の借主が多量の石灰を撒いたみたいです。

他は適正でした。

土壌には物理性、生物性、化学性の3つの要素があり、上記は化学性の診断だけ。

団粒構造・透保水性・通気性など根が張りやすいかをみる物理性。

多種多様な土壌生物がいるかみる生物性。

この3つの要素を観察して育てる野菜にあった土壌にすることで、すくすくと健康な野菜が育ちます。

まだまだこれから土壌をより良くしていかなければいけません。

でも完成した土壌の畑より、これから自分で良い畑にしていく方がやりがいがあると思います。

ちなみに慣行農法と呼ばれる農薬や化学肥料を使った農業は化学性に焦点を当てて土壌を作っていきます。

したがって、物理性や生物性は軽視されています。

農薬を撒いて害虫を駆除し、肥料を沢山使って大きな作物を作るのは過保護に育てブクブク太らせるのと同じだと思います。

それより多様な生物が生きる環境をつくることで害虫の害を最小限に抑え、土壌は有機物で野菜にとって最適な物理性と生物性を育てていきます。

出来る限り自然に与える影響の少ない、野菜本来の力を活かした野菜つくりをしていきたいと思っています。

2013年11月8日金曜日

晩秋の農作業 タマネギ根腐れ 堆肥作り 他

家や畑の周りはすでに落ち葉が舞い、秋の終わりが近いことを知らせています。




 
 
 
冬が来る前に春に向けての準備が残っています。
 
まずは堆肥作り。
 
 
モミガラと米ぬかを混ぜてえひめAI(乳酸菌、納豆菌、イースト菌)を加えて3週間。
 
 
えひめAI
 


軽トラ大盛り6杯のモミガラを切り替えし中

 
 
半分はうまく発酵して甘い香りがして茶色く変色してきていますが、半分はうまく発酵が進んでいません。
 
 
混ぜ合わせて発酵がすすむようにしました。
 
また、えひめAIを80L追加で投入。畑に鋤き込んで微生物の繁殖が活発になることを期待。
 
 
タマネギの苗の状況
 
先週植えたタマネギの苗が根腐れしてました。
 
3畝ある内の1畝だけ水はけが悪く、1畝の3割くらいが根腐れ。
泣きたい気持ちになりながら、腐った苗を抜きました。
まあ、1割くらいはダメになると想定していたので、まだ想定内。
 
 
元気な畝
 



根腐れした苗を抜いた畝 所々欠株(泣)
 
 
 
畑が3段に分かれていて一番下の畑の水はけが悪いのでモミガラを鋤き込もうとJAのライスセンターから軽トラ7杯分もらってきました。
全面にモミガラをまいた後、トラクターで鋤き込みます。
 
写真はまだ搬入途中です。
 
 
2段目の畑には緑肥としてライ麦を撒いています。ようやく5センチくらいに伸びてきました。
春になって30センチくらいに伸びたらトラクターで畑に鋤き込みます。
 

 


2013年10月28日月曜日

タマネギの苗植えました!

台風26号、27号が日本中を騒がせ、多くの犠牲者を出しながらようやく過ぎ去りましたね。

畑では26号の前にタマネギの畝作り、26号の後にマルチ張りは終わって苗が届くのを待つだけとなっていました。

27号が去った後に植えようかと考えていたら、台風が近づく前日の24日のお昼に苗が届いちゃいました。

台風の後がいいかと思ったけどコースが東に逸れているので思い切って植えることにしました。

注文した苗は3,000本。

どれくらい時間がかかるのか初体験なのでわかりません。

まずはイボたけという棒で穴を作ります。

そして、苗を適当に畝上にばらまいて、1本ずつ穴に植えていきます。

植え始めると粘土質の土が手袋に絡みついて植えた苗がその土にくっついて上手く植えれません。

50本くらい植えるごとに手袋を交換して作業を進めます。

1つの畝に5条で15センチ間隔で植えます。

畝の長さは3本、全部で100メートル。

1日目は半日で500本、2日目は朝から始めて15時くらいに雨が降り出すまでに1900本。そして今朝残り600本を植えました。



台風前に植えた苗が雨と風で流されないか心配しましたが、しっかりと植わっていてホッと一息。

収穫は来年の6月。

美味しいタマネギができるように育てていきます。



2013年10月15日火曜日

ヤマカワプログラムの実践

現代農業でよく取り上げられている「ヤマカワプログラム」なるものを試してみました。

強粘土質で何年も放棄されていた畑のため、土が固まっていて15センチも掘るとスコップが入らないくらい固い層が出てきます。

いわゆる耕盤層と言われるもので、トラクターで踏み固められ、ロータリーがかけらない深さに固い層ができます。

耕盤層があると根が深く張れないし、水はけも悪くなり、根腐れする原因になります。

耕盤層を柔らかくする方法は根が深くまで張るイネ科を植えるのがいいのですが、タマネギは今月末には定植しないといけないので間に合いません。

そこで「ヤマカワプログラム」を試してみることにしました。

ヤマカワプログラムでは耕盤層を畑から掘り起こして鍋で煮込みます。

耕盤層1kgを鍋に水を張り、10分間煮込みました。

お湯がコーヒー牛乳みたいな色になります。


この土のスープに光合成細菌と酵母菌を加えて3000倍に薄めて100L/10a撒くと微生物の活動が活発になり、耕盤層が柔らかくなるそうです。

実践者によると土のスープを撒くだけでも効果があったと報告があったので、ダメ元で試してみました。

ただし、土のスープだけの場合は100倍に薄めるみたい。

タマネギの畝は畝幅70cmで34mが3畝、約70㎡。

今回は100倍に薄めてジョウロで30L撒きました。

でも今夜から明日に懸けての大雨で流されてしまうかもしれません。

畑の横を車で通る人たちに、台風が来るというのに畑にジョウロで水を撒いておかしな奴と思われたでしょうね。

しかも、5反(5000㎡)もあるのにジョウロですからね(笑)

今回は台風の影響でダメな可能性が高いので、また改めて試してみます。

2013年10月12日土曜日

モミガラもらってきました

御牧原もほとんどの稲は刈り取られ、いよいよ新米の季節ですね。

あいにく新米はまだ口にしていませんが、新米のモミガラを農協に行ってもらってきました。

堆肥を何で作ろうかいろいろ調べましたが、結局モミガラと米ぬかを合わせることにしました。

粘土質の固い土を土壌改良するにはモミガラが一番よさそう。あと、動物糞は極力使わないでおきます。

農協から運ぶためには軽トラの荷台にコンパネで高いアオリを付けなくてはいけません。

昨日カインズでコンパネを購入し、アマゾンでポチっとした電動ドリルと電動丸ノコが届きました。

朝から慣れない工具を使ってアオリを作成して、軽トラに取り付け。

電動丸ノコが切れる切れる。面白くて病みつきになりそう。

コンパネが重くて一人で取り付けるのに大苦戦。

なんとか取り付けに成功。



午後、近くの農協のライスセンターへモミガラをもらいに行きました。

モミガラは引き取りに行けばタダでくれます。

天井のダクトみたいな管からドバーっとモミガラが落ちてきます。



あっという間に荷台一杯になりました。



今日は軽トラに2杯もらってきました。



明日もう2杯もらってきます。

2013年10月10日木曜日

プルーンの苗木植樹

家の前の畑の耕耘にやっと手をつけました。

あらかた草刈りは終わっていたのですが、広い畑の方に時間を取られて放置してました。

5年以上放棄されていた畑はさすがに手ごわいです。

ススキが何本も集まって一抱えもある大きな株になってトラクターのロータリーでは起こせません。

クワで根元から強引に掘り起こすしかないです。

大きな株はクワで掘り起し、トラクターで2回ロータリーをかけました。

草刈り前の畑



今日の作業後



これでススキや笹が根元から枯れてくれればいいのですが。

耕耘終了後、先日買っておいたプルーンの苗を植えました。

サンプルーンとシュガープルーンという品種を各1本。

土を掘り起こすのに根っこが縦横無尽に張っていてスコップでは歯が立たないので、クワで強引に根を切りながら30センチくらいまで掘りました。


生プルーンは佐久に来るまで1回しか食べたことなかったのに、佐久に来てハマりました。
 
佐久ってプルーンの生産日本一なんですね。
 
 

2013年10月1日火曜日

トラクターが届いた!

待望のトラクターが届きました。

中古で21万円。

イセキの15馬力。




早速耕耘してみると予想以上に土が固くてロータリーの歯が深く食い込まない。

仕方なく1回目は深さ5センチ位で浅く耕耘。

起こされた土は大人のゲンゴツ大のゴロ土がごろごろ。



一番遅いスピード時速8キロくらい。

1回耕耘するのに下の畑(2反くらい)だけで2時間かかった。



特に端(写真の奥と右)は崖になっていて高さ10メートルくらいあるので間違って落ちたら大けが間違いなし。どうしても切り返しが慎重になる。

2回目は少し深めに設定。深さ20センチで試すとトラクターに負荷がかかりすぎるので15センチにした。

2回目は3分の1やったところでタイムオーバー。

それにしてもゴロ土をどうするか対策を考えないと根が張らない。

3回目はロータリーの回転を速くしてゴロ土を崩してみるつもり。

2013年9月26日木曜日

こんなに草が刈れた

月曜日から始めた草刈り(土曜日は仲間と30分だけ)が一段落しました。

当初は刈った草は鋤き込むつもりでしたが、草の茎が直径2~3センチとあまりにも太い為取り除きました。

集めた草はこんな山に!

上段の畑
 
下段の畑
 
 

 
 
 
上段も下段もすっきりしました。
 
今日は台風の影響で風が強く、草の花粉が飛びまくりで体中花粉まみれになってました。
 
 
下段の畑はタマネギの苗を10月下旬に植えます。
 
春には空いている所すべてにジャガイモを植えるつもりです。
 
上段は葉物や根菜類、果菜類の予定。


2013年9月24日火曜日

草刈り終わった!

5反歩の草刈りが完了しました。

自分の畑初仕事だった土曜日には友人6人が手伝いに来てくれ、安全と豊作祈願をした後、少しの時間でしたが草刈りを皆でしました。



そして、昨日から一人で本格的にスタート。

まずは上下段ある内の下段から。

太い草もなく4時間ほどで刈取り完了。



途中地主さんが、先日の台風で一部崩落した箇所を見に来られた。

じゃがいもは4月10日までに植えろとか、春にはロータリーかけるなとかいろいろアドバイスをもらった。

芋掘り機も貸してくれることになり、ラッキー。使わなくなったらやるよとまで言われた。

今日は上段の草取り。

細木ほどある太い茎の草が多くて大苦戦。



切り倒すたびにどけていたので時間が2倍かかった。

午前中で半分終わったけど、右腕の握力はなくなるは腰は痛くなるは、予想以上のダメージ。

午後はまともに右手で刈り払い機のハンドルがつかめなくなった。

片道70メートルを何度往復しても終わりが見えてこない。

後半は太い茎がほとんどなくやりやすくなったが体が悲鳴をあげている。

浅間山が青空に映えている。

1時間毎に休憩を入れて浅間山を眺めながらお茶を飲む。

夕方ようやく草刈りが完了!

 
 

 

 
頑張ってくれた刈り払い機



昨日買った土壌酸性度診断計で数か所計測。

弱酸性から強酸性だと聞いていた通り、PH5.0~6.0と少し酸性が強い。

ロータリーをかけた後再度測定してみよう。

最後に畑の寸法を測定。

なんとか予定通り今日で草刈りが終わり、来週1日に届くトラクターでロータリーをかける予定。

全身疲れました。

特に右手は軽トラのキーを回す力さえありませんでした。

2013年9月17日火曜日

いよいよ草刈りスタート!

自分の畑の草刈りを始めました。

先週の土曜日に佐久のカインズで刈り払い機を購入。

初めて混合ガソリンを自作。と言っても混合専用のポリ容器にガソリンと2サイクル用オイルを決められた割合で入れて混ぜるだけ。

研修で使ってるのと操作が違うのでしばし取説と悪戦苦闘。

畑に行ったら見知らぬ人と市役所の車に乗った人が畑に入って行く。なんだと思って戻って来た時に聞いたら昨日の台風で少し崩落したので確認に来たとのこと。

自分「ここの畑を借りる予定なんですけど。崩落した所って直してもらえるんですか?」
男A「長者原の人?」
自分「そうです」
男A「直すよ。ここの畑はいいよ」
と言って去って行った。誰だったのだろう。地主の息子さん?

崩落した所を確認したがどこだかわからなかった。まあ大したことないか。

気を取り直して草刈り。今日は車が入れるように道の草を刈ることにした。

刈取り前

 

40分ほど草と格闘して何とか道は開通。

刈取り後


それにしても5反歩(約5000㎡)の草を刈るのは気が遠くなる。
草丈は私の身長を超えるくらい。


畑からは遠くに浅間山と八ヶ岳が見えます。

浅間山
 
八ヶ岳


畑の隣には天体観測用のドームを持つ家があります。
それだけ星がきれいに見えるということですね。
まあ、星が見える夜まで仕事したくないですけど。

今月中に草をすべて刈ってしまうぞ!

2013年9月12日木曜日

新規就農への道のり

これから新規就農を志す人に少しでも参考になればとこれまでの道のりを整理してみます。

去年の今頃、サラリーマンを辞めて新規就農するか悩んでいました。
そして、10月に決断して12月末で退社。
今年1月から新規就農に向け動き出しました。

当初から就農は長野県と決めていました。
昨年池袋サンシャイン60で開催された新規就農フェアで長野県で就農する為の相談をしました。

長野県には農業大学校で1年間農業の基礎を勉強して、2年目に里親研修と呼ばれる農家で実地に作業して研修を受けるという制度があります。

そして、農業改良普及センターに新規就農者を支援するコーディネーターがいることを知りました。
コーディネーターは農業大学校から里親研修まで就農に関する相談に乗ってもらえます。

私の場合は50歳も超え、2年間も研修に費やす時間がもったいなかったので、最初から里親研修を受けることにしました。ただし、この場合県の正規の里親研修にはなりません。あくまで個人的で非公式な研修になります。

そこで、まずは就農希望地だった安曇野、松本、茅野の農業改良普及センターへメールで有機農業で新規就農の相談をしたいとメールしました。

ところが、どこもあまり色よい返事がもらえませんでした。いつ説明会があるからその日に来て。ここではあまり有機農業やってない。ひどい所は返事が半月くらい経ってからでした。

そんな中で佐久が有機農業が盛んだという情報を得ました。

直接農家にお願いした方が早いと判断してネットで佐久の有機農家を探しました。

研修を受け入れているいくつかの農家さんが見つかり、その中で自分のやりたいスタイルに最も近い農家さんへ研修を受けたい旨メールしました。

運よく会って頂けるということで1月中旬、大雪の直後に訪問。話を聞いてその場で研修を受けることを決めました。

3月27日から研修開始。

ラッキーなことに家賃・光熱費なしで離れに住まわせてもらいました。無収入の身には大変ありがたかったです。

当初から9月には家と畑を決めたいと考えていました。

4月に市役所の農政課へ新規就農で畑を探してると相談に行ったら、佐久市ではJAが窓口となって希望者に斡旋しているとのことでした。

そこで、JAのホームページにあった就農相談に申し込みました。

5月に就農相談があり、JA、農政課、農業改良普及センターの3者が顔を揃えていて就農に関するヒアリングがありました。

その時には「10月頃になって就農を本気で考えていたらまた来て」と言われてカチンときました。

「この歳で脱サラしたということは退路を断って来てるんだ。本気に決まってるでしょ。10月では遅い」と強く言ってしまいました。

この時は結局自分でも放棄農地を探して気になる所があったら連絡してもらえればJAが地主さんを探して話をするからということで終わりました。

6月は自分で休みの日や朝のランニングがてら畑を探しました。

研修先の近くでいい放棄地を見つけても住む家がなかったり、相談会で教えてもらった地区に行ったけど気に入った場所がありません。

そこで、JA佐久浅間の中の支所を回ることにしました。立科町、佐久穂町、御代田町、小諸市。
どこもすぐには無かったり、本所に聞いてくれと言われたりして思うように進みません。

そこで7月に入ってJA佐久浅間の本所へ相談に行きました。
すると行った時は担当者が不在だったのですが、退去して他を回っている時に連絡があり候補地を紹介すると言われました。

3か所紹介された内の1か所は5反歩まとまっており、いくつかの問題はあるものの一応合格点でした。

その後も畑を継続して探すのと同時に、合格した畑の近くの家探しもJAにお願いしました。

家探しをJAにお願いするメリットはとにかく家賃の安い家を紹介してくれます。
安ければ5千円くらいから。高くても2,3万円です。しかも、一般のような敷金、礼金がいりません。

8月に入って家が見つかったという連絡があり、見に行ったところ一発で気にいりました。
畑まで車で3分と近いし、家の裏にハウスを建てるだけの畑もある。家の中もまあまあきれい。
6LDKで家賃は2万円。(2部屋は開かずの間)

8月中旬にここにすることをJAに連絡しました。

そして本日、家と畑のそれぞれの大家さんと話し合い、10月から借りれることになりました。

また、新規就農者にとって頭の痛い問題は農機具。トラクターなどの高額機械です。

10月にはトラクターでロータリーしたかったので9月中に買いたいと中古をネットでいろいろ探しました。

でもなかなか見つかりません。ヤフオクには沢山出品されてますが、保証がないので怖くて手が出せません。
そこで、まずはJAの農機センターへ電話して中古が出てきたら連絡もらえるようにお願いしました。合わせて佐久、小諸、東御、上田にある農機具屋さんをネットで探して訪問しました。

運よく小諸の農機具屋さんで明日から展示会があるとのことで一足早く展示品を見せてもらう事が出来ました。

予算はできれば10万円台、高くても30万円未満。かなり古い型でしたが、21万円で購入。

何とかこちらも間に合わせることが出来ました。

今回はいろいろと運が良かったと言えます。でも、自分からよく動いたのも運を呼んだのだと思います。

2013年9月3日火曜日

いよいよ9月

8月下旬から朝晩は涼しく過ごしやすくなってきました。

でも昼間はまだまだ暑い日が続いています。

キュウリ、インゲン、ズッキーニの毎朝の収穫もピークを過ぎたようです。



 
 
 
畑には蕎麦の白い花が真っ盛り。

 
 
 
畑には夏の名残の夏野菜(ピーマン、ナス、トウモロコシ、キュウリ、インゲン、ズッキーニなど)と秋に収穫するキャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、白菜、大根が植わっています。

多品目なので実際はもっと沢山の野菜を育てています。ここに記載した以外に20-30種類はあると思います。

離れた畑では大豆、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャが収穫されるのを待っています。

9月、10月は夏野菜と秋野菜のはざま、ちょっと仕事も落ち着くと聞いています。

まだ実感はありませんが・・・・

2013年8月16日金曜日

家が決定!

畑と家を探していましたが、ようやく手頃な家を見つけました。
外観は古いですが、中は今すぐに住めるくらいきれいです。
水回りもすべてお湯が出て、きれいに片付けられています。

なによりも庭が広くて目の前の高台には小さいながら畑があります。(今は草に覆われとても畑とは思えませんが)
育苗用のハウスを建てたかったので、家の前に小さくても畑は絶対条件でした。


そして、農家だったので納屋があり、農機具を置いたり、作業スペースに使ったりできるのが助かります。
置いてある廃材も勝手に使っていいというのも高得点。

庭は草や木が伸び放題なのでかなり手を入れないといけませんが、それはそれで楽しそう。

周りは田園地帯なので田んぼもいつかは借りることができるかも。






家の前の畑。
 
 
肝心の畑は家から車で3分くらいの所にありますが、山の中の畑なので間違いなく鹿が出ます。
5反歩まとまって見晴らしもいいので悪くはないのですが、他にないかもう少し探してみます。




2013年8月12日月曜日

長者原も夏真っ盛り!

ブログもすっかご無沙汰。
夏に入って作業の開始は早く、終わりは遅くなりブログを書く余裕がなくなってました。

今日は久しぶりに書いてみます。

朝の収穫はキュウリとズッキーニ。インゲンは夕方に採ることが多くなりました。

キュウリもズッキーニもウリ科の野菜。

もう一日収穫伸ばして大きくしようとするとビックリする位大きくなってます。

 
 
夏の野菜と言えばナスやピーマン。

ピーマンもインゲンも収穫する大きさが難しい。

すぐに小さいのを採って注意されています。

そしてトマト!
真っ赤に熟したのを収穫して出荷。
スーパーで売っている熟す前に収穫したトマトより味が濃い気がします。

忘れちゃいけないトウモロコシ。
時期をずらして収穫できるように3回に分けて播種しました。
これは3回目最後に収穫するトウモロコシ。





秋に向けてカリフラワー、ブロッコリー、キャベツの苗を定植。
4500株植えました。

















白菜と大根も植える準備をしています。
昨日はトラクターで耕耘しました。
デコボコになってて下手ですね~。



今日は高知県四万十で41度を記録し最高気温の記録更新したようですが、標高1,000メートルの高原も日中はやっぱり暑いです。

でも仕事はいっぱいあるので、暑さに負けずに頑張ります!